依存症ラボ

依存症とは

依存症とは何か?
依存症とは「こころの病気」です。性格や意志の問題にされがちですが、実は依存症になると脳の機能に変化が起こり、やめたくてもやめられなくなってしまうのです。依存症は進行性の病気でもあり、時間がたつほど深刻になります。場合によっては病死や自死など命の危険にさらされることさえあります。また、依存症になる背景には、その人が抱える「生きづらさ」が隠れていることも多く、これを解決することなしには、本当の意味で回復することは難しいと言われています。
依存症とは
依存症になるとどうなる?
依存症になると、これまで大切にしてきた家族や友人との関係や、仕事、趣味よりも、依存対象を優先するようになります。使用する(たずさわる)量や時間が増え、それなしには生きられなくなっていきます。依存対象によって得られた快感を繰り返し求めるうちに脳の機能が変化してしまい、自分ではコントロールができなくなります。また、明らかに仕事やプライベートで問題が起きているのに「自分だけは大丈夫」「自分は違う」と認めたがらないことも、ひとつの特徴です。
どんな種類の依存症があるか?
ひとことで依存症と言っても、物質に対する依存から、行動に対する依存があります。依存対象はいろいろですが、共通するのは、やめようと思ってもやめられない「こころの病気」であるということです。
依存症の種類