依存症ラボ

image
その他 2015.11.30

『アディクションラボ』を開設いたします!

依存症をもっと知ってください。

皆さん、こんにちは。ここは「依存症」について広く情報発信をしているサイト『アディクションラボ』です。依存症とは、世界の問題として、今、急速に認識が広がっている精神疾患のひとつ。心と脳の病気です。言葉だけはご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、WHO(世界保健機構)の専門部会でもその概念が提唱されており、簡単にまとめるとアルコール、薬物、ギャンブルなど、何か特定のモノや行為がないとイライラする、不安になる、眠れないといった症状が表れるために、本人も「よくないこと」とわかっているのにのめりこみ、その対象物や行為に生活や人生のすべてを占領され、自分ではコントロールが効かなくなってしまう病気です。かつては、個人の性格や意志といったことが原因と考えられがちでしたが、現在、医療的な研究が急速に進み、「脳と心の病気」と解明されてきています。依存症は若い人でも年配の方でも年齢に関係なく、男性や女性といった性別、社会的な地位などに関係なく、誰にでもなる可能性があります。依存対象を使い続ける、もしくは依存行為をし続けることで症状がひどくなるという点では、生活習慣病のひとつとも言えます。
image2

依存症は治るの?

最近では依存症の低年齢化に警鐘が鳴らされており、10代で重症化してしまう方も少なくありません。また社員が依存症になると業務にも支障をきたすために、企業リスクとしても注目されています。依存症は進行性の病気でもあり、時間が経つほどに深刻になります。心の病気は身体の健康にも害を及ぼし病死、あるいは自死など、命の危険を招くこともあるのです。今、このサイトをご覧いただいている方の中には、何らかの心配をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。心配ごとがあるわけではなく、ひとつの情報として目を通してくださっている方にも、正しい依存症の知識をお伝えしたい。依存症は治るのです。正しくは「依存症は回復できる」のです。残念ながら、ひとたび、依存症になってしまうと、どんなに回復をしたとしても、再び依存対象や行為に触れるともとに戻ってしまうという特徴があります。ただそれはほかの病気も同じです。ひとつの病気から回復すれば、その病気に二度とならないように注意して生活をするのと同じで、依存症も回復状態を一日も長く継続できるように生活を続けます。ただ依存症には、その方自身が依存症対象に頼らざるを得ない状況を生み出している「生きづらさ」という原因があります。本人が「生きづらさ」と向き合い、自分自身の力で充実した生活が送れるように、心のあり方を学び、成長を続けることがとても大切です。

アディクションラボとは?

依存症は、うつや引きこもりと並んで、今、社会問題として深刻化しています。その方の家族関係を破壊し、企業リスクとしても注目されています。またひと言に依存症と言っても、その対象はアルコールや薬物、ギャンブルやネットやゲーム、処方箋薬や恋愛など、多岐に渡り、若者や女性など、さまざまな側面があるのです。非常に幅広く複雑なため、ひと言で語ることは難しい。それであるのに、世の中には情報が少ないのが現状です。ここではそういったさまざまな依存症に関するトピックスやニュースをひとつにまとめて情報発信し、依存症についての正しい理解と認識を広く伝えていくことを目的としています。ストレスの多い現代社会においては、誰しも何かに安らぎや楽しみを求めることでしょう。アルコールやタバコ、家族や恋人、趣味…、それは誰でも同じですし、必要なことです。ですから誰にでも依存症になる可能性があることを知っていただいて、興味を持ってほしいと願っています。また何か依存症に関して心配なことがある方は、「依存症SOSメール相談」へメッセージをください。

依存症相談窓口

ギャンブル、アルコール、薬物依存症でお困りならご相談ください。
薬物問題でのご相談の場合も、秘密は守られます。安心してご相談ください。

依存症SOSメール相談